must, should にはもちろん「~しなければならない」、「するべき」という義務や命令的な意味もあるので、固い印象がありますが、実際にはもっとフレンドリーな意味で使われる事が多いです。
先ずはお馴染みの命令的な例 (mustの方がshouldよりきつい)
日本語にすると同じようでもニュアンスは()内の感じ
You must clean your room right now!
今、部屋を片付けなさい! (言い訳も何もなし、ハイ、今片づける!)
You should clean your room right now!
今、部屋を片付けなさい! (今した方がいいぞ)
この下はもっと一般的に他の意味で使われる例です。
must ~に違いない = きっと~でしょう
You must be tired!
疲れたでしょう。
He must love you so much.
彼、きっとあなたの事すごく愛してるのね。
must 是非~する (提案・アドバイス)
should/have toも同じように使えます。
This is so good! You must try it.
これおいしいよ! 是非食べてよ。
You must come and see us more often.
是非もっと遊びに来てよ。
should ~のはずだ・当然~でしょう
He should be back by 6:00.
彼はきっと6時までには戻るでしょう。 (「彼は6時までに戻るべきだ」ではありません。)
I’m so tired.
You should be tired. You came home so late last night.
疲れた。
疲れてるはずでしょう。 あんなに遅く帰ってきたんだから。
★ ここで”must be” と”should be”は両方「~のはずだ」という意味で使い分けをされない事もありますが、“must be”はただ相手の状況を想像して「きっとこうでしょ」と言うのに対し、”should be”は実際に状況を知っているから「そうなって当然でしょ」というニュアンスの違いがある時もあります。 上の例文にある”you should be tired.”と”You must be tired.”を比べてみてください。
should はアドバイスをしたり、求める時にも良く使われます。
I think you should apologize to her.
彼女に誤った方がいいと思うよ。
I wonder if I should cut my hair short.
You should!
髪を短くした方がいいかどうしようかな。
してみれば!
What time should I call you?
何時に電話すればいいですか。
Should I call you Mike?
あなたの事’マイク’と呼んでいい? (マイクと呼んだ方がいい?っというニュアンスもある)
You shouldn’t have acted so selfish.
あんな自己中な態度とるべきじゃなかったね。
★ ネットには誰でもが自由に投稿できる便利さがある反面、その人が断言している事が本当に正確なのかどうか分かりません。
“He should be back by 6:00.”のような文を、「彼は6時までに帰るべきだ」と訳すようアドバイスされている人も少なくありません。
Thank you vs. Thanks でも少し触れましたが、 文法などをチェックする時は英語能力を信頼できる人やサイトを見つけるようアドバイスします。
掲示板などは避けた方がいいです。